尻焼温泉 星ヶ岡山荘で御馳走と温泉と静けさと秘湯を楽しむ

尻焼温泉 星ヶ岡山荘

六合(くに)地区は群馬県の北西部、標高600m~2,300mに位置する中之条町にあります。
面積の92%を山林と原野が占める美しい森の郷です。

10月終わりから11月初旬は感動の紅葉を臨むことができます。
分け入っても分け入っても紅葉、みたいな場所もあり、素敵な場所です。

わたしは草津温泉で遊んでから星ヶ岡山荘へ向かいました。
草津温泉と星ヶ岡山荘は車で25分くらいの距離です。
真冬は絶対に通りたくないエグイ峠道がありますが、今の季節はなんとかなります 汗
渋川伊香保から直に星ヶ岡山荘へ行くルートであればエグイ峠道はないので安心してください。

六合地区は日本一美しい村と言われており、星ヶ岡山荘は六合地区の中に佇む静かで控えめなお宿です。
写真を見ての通り、建物も華美ではなく、外見は質素で必要に足るという感じ。
10部屋(本館8部屋・離れ2部屋)の小規模なお宿ということもあるのか、ロビーも清潔だけど質素な感じです。

見た目な感じからあまり期待していませんでしたが、良い意味でさっくり期待を裏切られる素晴らしいお宿でした。

2021年11月2日14時頃チェックイン。

玄関前に砂利の駐車場があるので、そこに車を停めるとお宿の方がお出迎えしてくれました。

玄関入ってすぐがフロントとロビー。
2ブースあるうちの1つのソファーを案内されウェルカムドリンクをいただきます。

わたしはビール。
ビールの注ぎ方が上手!泡までおいしいグラスビールでした。
連れは緑茶。
花豆もほっくりしていておいしい。

離れの露天風呂付客室

今回予約した部屋は離れの露天風呂付客室です。
写真左上のガラスの引き戸が本館との通用口です。
夜10時過ぎるとこの鍵は施錠されますが、ルームキーに通用口のキーも付いているので施錠後も本館と離れを行き来することはできます。
本館と離れといっても数メートルしか離れていません。

離れの部屋の玄関に入った瞬間、木の良い香りが~
もうそれだけで癒されます。

炬燵がある和室と布団が敷いてある小上がり和室のお部屋です。
部屋に入ると布団が敷いてありちょっとうれしい。
布団が敷いてあれば温泉入ったあといつでもごろりんできるね!

2人には十分な広さ。
ゆったりしていていいですね。

障子は引き込み障子になっているので、障子を引き込み収納してしまえば、ベランダの外の景色も全部見えます。
なおかつ猫間障子になっているので、炬燵に入った低い姿勢でも外の景色を楽しむことができます。
ちなみに炬燵は掘りごたつです。
真冬に炬燵の中から猫間障子ごしの雪景色なんていうのも素敵ですね~

小上がり和室の方には縁側もついていました。

ティッシュペーパーの横に和布張りの小箱を発見。
かわいい。なんだろ~
と開けてみると、お裁縫セットと爪切りが入っていました。
このお宿らしい優しい心配りだと思いました。

露天風呂の脱衣場にタオル類が置いてありました。
大きいタオルは2枚、小さいタオル1枚置いてあり温泉宿らしい細やかな心遣いだと思いました。

大浴場に行く時にはタオルを持っていくように案内がありましたが、万が一忘れても大浴場近くにタオルや浴衣、作務衣のストックが置いてありました。

目の前は長笹沢川。
静かなので川のせせらぎと鳥のさえずりくらいしか聞こえてきません。

ちょっと熱めのお湯だったので水で埋めました。

向かいには誰もいませんが、気になるようであれば露天風呂の扉を閉めることもできます。

ミニキッチンというが流し台がついていました。
ポットや水なども置いてあり便利。
下に冷蔵庫があります。
冷蔵庫には何も入っていません。

トイレ前の使いやすい洗面台。
化粧水や乳液も置いてありました。
ペーパータオルも置いてありとっても清潔。

トイレも清潔感があり引き戸で使いやすいです。

クローゼットの中にはゆかたで作務衣が置いてあります。
各サイズ置いてあるので好きなサイズを選べます。

家族風呂

鍵が開いていたら入ってもいいということで、早速家族風呂に入りました。
檜のお風呂だそうです。

一応シャンプー・コンディショナー・ボディーソープが備えてありましたが、ここで洗うのはどうかと思う狭さです。
浴槽も2人で一杯な感じです。
でも天井は高く縦方向の解放感はあります。
湯が熱かったので水で埋めました。

最高なベランダ

お風呂に入ったあとはベランダで火照った体を冷やします。
外気は冷たいですが、寒いというほどまでは冷え込んでいなかったので、とっても気持ち良かったです。
コールマンの椅子はリクライニングもできて連れがうちにも欲しいとしきりに気に入った様子。
ここでビールもいただきました。
流し台の横にグラスが置いてあるので使わせていただきました。
川のせせらぎを聴きながら昼間っからビール!
しあわせです。

館内のサービス

館内の小さな談話室のような場所。

ここにドルチェグストが置いてあるので自由にコーヒーをいただくことができます。
温泉入ったあとはビール飲んでいたので結局一度も使いませんでしたが、コーヒー好きな方には嬉しいサービスですね。

こちらは大浴場前の休憩室みたいなところ。
冷水と自動販売機が置いてありました。
ビールの価格もとっても良心的な価格です。

夜の9時に男湯と女湯ののれんの入れ替えがあります。

大浴場の中の写真は控えたので星ヶ岡山荘公式HPより転載。
渓谷沿いの露天風呂。
川のせせらぎと鳥のさえずりを聴きながらゆったり温泉に入れます。

すごく素敵な露天風呂でした!
川に近い方の露天風呂は小さな内湯から小さな階段を十段ほど降りて行きます。
目と鼻の先が川です。
上を見上げると空が広い!
なんていう解放感!
どちらの露天風呂も良かったです。
夜は満天星空が見られるそう。
でも今回は生憎の曇り空。残念!

公式HPの写真はとっても綺麗なんですが、実際は雑草が生えていたり少し手が足りていない感じです。
枯れ葉も浮いていたりします。
でもね、それもまた「いとをかし」ですよ!
枯れ葉をすくう竹のざるみたいなの置いておいてくれればすくうのにな 笑笑

ひと手間かかったおいしい夕食

やっとお楽しみの夕食です!
全体的に量は多くない感じはしますが、お腹一杯になりますので大丈夫です!
食い意地に関してポテンシャル高いわたしがお腹いっぱいになりました。

配膳の時に従業員の方のおもてなしが自然で無理のない居心地の良いものだと感じました。
根底にあるのは細やかで優しい心遣い。

席に着いた時に一言「ちょっと寒い」と連れに言った言葉を拾ってすぐに温かいお茶を持ってきてくれました。
ここが人気宿なのも頷けます。

今日の献立はこんな感じ。
小さなお宿だったので全く期待していませんでした。
でもね、全部美味しかったです。
ひとつひとつちゃんと手間をかけて作っているのがよくわかる。
お出汁もとっても美味しい。
色んなお味でハーモニー♪
少し寒かったのでビールではなく日本酒谷川岳の熱燗をいただきました。
おちょこから立ち上る芳醇な香り~すごく熱燗に合う!

鮪とギンヒカリ
山の中で食べる鮪、なのにめちゃんこ美味しい 笑
群馬の最高級ニジマスのギンヒカリは臭みもなく滑らかな肉質。

カブと葉っぱのソース・キノコご飯
カブ大好きなんですが、葉っぱのソースとは。
手間かかってますね。

ソーメンかぼちゃ・茶碗蒸し・炊き合わせ
ソーメンかぼちゃんはお酢の酸味がぴったり合っています。
茶碗蒸しにはチーズがのっていて、卵とチーズ、合います。
炊き合わせのお出汁は美味しすぎて連れもわたしも飲み干してしまいました 笑

上州牛の鍋
牛肉に少し臭みを感じました。
でもしっかり完食。

鮎・かきたま汁・ぬか漬け
鮎は小ぶりながら丸っと太っていて身もふっくらに焼けています。
頭からバリバリいただきました。

デザートの抹茶プリン。
花豆と合うね~
お腹いっぱい。
もう食べられません。

滋味深い朝食

滋味深い優しい朝食です。
ロールキャベツみたいなのが一番美味しかったです。
残さず全部平らげました~

川風呂!尻焼温泉!混浴!24時間入浴可!

翌日は朝からよく晴れました。
日の光に紅葉も映えています。
せっかくなので宿から徒歩3分くらいの場所にある秘湯!川風呂!尻焼温泉に入りに行きます。

ここは24時間入浴可で混浴です。

川の中のお風呂で無料で誰でも入れます。

男性は全員裸でした。
女性は私以外1人いましたが、やはり水着着用していました。

わたしは水着を着てその上から浴衣を着て川風呂へGO!
連れは裸で入るそうです。
裸族!

フロントで川風呂に行くというとバッグと靴を貸してくれます。
なんでも脱衣場がないのでタオルや脱いだものを置く場所がないそう。
そして靴はクロックスのようなビニールの素材の靴を貸してくれます。
川底の石には苔がついていて滑りやすいのだそう。
靴のまま入るよう教えてもらいました。
ありがたいお宿のサービスです。

宿の前の坂を上がり公道を右に曲がるとすぐに橋が見えてきます。
橋の上からパチリと撮った写真にはハッキリと湯けむりが映っています。
あそこかな!?
テンションあっがるぅ~!

川風呂の入口前には公衆トイレもありました。
宿に泊まらずに来る方もたくさんいるんでしょうね。
でも脱衣場ないので女性にはハードル高いかも。
濡れた水着を車の中で着替えるのはちゃんと体を拭けないしシートも濡れるし抵抗あります。

少し下って行くとすぐに掘っ立て小屋があります。
ここは露天風呂になっていて裸の方は入れるそうです。
掘っ立て小屋の隣で脱ぎ脱ぎ。

紅葉の陰影が相まって美しさと解放感に感動します。
ぼかしてあるけれど真ん中におじさんが入っています 笑
入っている男性は皆裸族で

あったかい・・・
川底から50度くらいのお湯が沸いているそうです。
この場所まで辿り着くまでつるつる滑りながら移動。
ゴムのサンダルでも滑るんだね~
途中で泳いだ方が良いことに気付き、犬かきみたいな感じで移動したりしていました。
場所によってぬるいエリアもありますが、だいたいあったかい~
ずっと入っているとのぼせます。
30年前は真冬に来たので温かい場所が少なく風邪をひきそうになりましたが、この季節はだいたいどこも温かいので大丈夫そうです。
逆に真夏は熱くてたまらないでしょう。

奥には浮き具を持ってきて浮いている人います 笑
なんという解放感!

この後お部屋の露天風呂にもう一度入り、11時のチェックアウトギリギリまで楽しんで帰りました。

お宿も温泉も最&高なのでした。
真冬は車で行けないので、次は新緑の季節に行ってみたいお宿です。
尻焼温泉 星ヶ岡山荘はリピート確実のお宿に決定したのであります。

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