行田花手水weekとは
2020年4月より行田八幡宮がコロナ禍でも参拝に訪れる人に癒しを提供したいという思いから始まった花手水。
2020年10月からは神社だけでなく、商店や民家の軒先にも花手水を飾る『花手水week』を毎月1日~14日までの期間限定で開催しているという取り組みです。
水を張った鉢に花を飾るこの取り組みは大変美しく、商店や民家のそれぞれのセンスが光ります。
散策マップを片手にどこに花手水の鉢があるのかを探すのは楽しい宝探しのような散策でした。
ぶらっと♪ぎょうだ
行田市商工センター1階にある『観光物産館ぶらっとぎょうだ』です。
まずここに立ち寄ります。
車で行ったので、行田市商工センターの正面にある駐車場に停めました。
ここに寄ったのはレンタサイクルを借りるためです。
自転車に乗って花手水を見て周ろうという魂胆。
ぶらっとぎょうだの店内に入ると南河原スリッパや足袋、漬物、お煎餅などの行田市のお土産が色々並んでいます。
行田市は昔からスリッパを作っているそうで、その伝統工芸とアフリカ柄の生地をコラボさせてアフリカパーニュスリッパ(3,850円税込)というものを作ったようです。
右と左の柄を好きなように選べるんだそう。
このスリッパしっかり作られていて履き心地良さそうでした。
行田で有名な足袋、それから漬物なども置いてあります。
埼玉銘菓として知られる十万石まんじゅう。
行田に本店があったんですね!
そして十万石まんじゅうの焼印が『十万石』ではなく『忍城』の焼印!
ぶらっとぎょうだの道沿いにある十万石まんじゅう行田本店にも行きましたが忍城の焼印のまんじゅうはありませんでした。
ぶらっとぎょうだの限定なんでしょうか?
埼玉県民ですが『忍城』の焼印の十万石まんじゅうをはじめて見ました!
ぶらっとぎょうだでレンタサイクル
【場所】
忍城バスターミナル観光案内所
JR行田駅前観光案内所
ぶらっと♪ぎょうだ
【料金】
シティサイクル(2、3人乗り含む):500円/1日
クロスバイク :800円/1日
電動アシスト:1,000円/1日
【時間】
貸出・返却施設の営業時間は9:30~16:30(冬期は10:00~16:00)
※ぶらっと♪ぎょうだは9:30~17:00(年間一律)
返却場所は三か所どこに返しても良いそうです。
わたしと連れは電動アシストの自転車を借りました。
そしてぶらっとぎょうだの前にある花手水でパチリ。
忍城(おしじょう)
忍城って映画のぼうの城などで有名だそうなのですが、歴史ものにあまり興味ないせいかまったくお恥ずかしいことに存在を知りませんでした。
市役所から忍城へ続く浮き城の径(みち)
緑と水が共存する遊歩道です。
静かで落ち着いた空間でした。
忍城はすっごくかっこいいお城です。
行田市にこんな観光資源があったなんて知りませんでした。
豊臣方の水攻めに耐え抜いた逸話から浮城または亀城と称されたそう。
忍城へ渡る橋のたもとにある花手水。
お城のイメージのような落ち着いた色合いの花手水でした。
アングルに無理があるけど忍城と花手水。
場内にあった花手水。
こちらは振袖のような明るくかわいらしい花手水。
八幡通りでは色とりどり、それぞれのセンスが光る花手水が楽しめます。
これらは各商店で花代を負担し各自のセンスで飾っているそうです。
すごくきれいです。
花手水の真打!行田八幡宮
行田八幡宮は花手水の取り組みを最初に始めた神社です。
め御利益は病気平癒、難病や「癌の病」を封じる「癌封じ」を始め「ぼけ封じ」「難病封じ」などです。
とりあえず健康祈願してきました。
土曜日の午後ですがひっきりなしに参拝者が訪れていました。
目の前の駐車場は8台くらいしか駐車できないのでだいたい満車状態です。
少し歩いたところに第2・第3・第4駐車場があります。
拝殿の前に第一弾の花手水。
社務所の前に第二弾の花手水。
拝殿の左側に周ると第三弾の花手水。
水琴窟になっているので耳を澄ますと美しい水の響きが聞こえてきます。
第四弾の花手水。
第五弾の花手水。
第六弾の花手水。
本当にきれい。
見ていて飽きません。
戸塚煎餅
この花手水、真ん中にお煎餅が飾ってある 笑
戸塚煎餅の花手水です。
炭火焼専門店 秘伝の醤油だれと厳選した材料・炭で焼き上げたこだわりの煎餅だそうです。
ここでは『あげ九助』と『かきもち』を買いました。
さくさくパリパリで丁度良い醤油加減と塩加減。
美味しいです。
直火焙煎珈琲まめや忍
喉が渇いたし少し疲れたのでカフェで休憩しようということになって訪れたのが『直火焙煎珈琲まめや忍』です。
店内の席数は8席で狭いです。
ひっきりなしにお客さんが訪れていて焙煎珈琲を購入していました。
店内には香ばしい香りが立ち込めていてちょっと期待。
コーヒーとモンブラン、アイスコーヒーフロートを注文しました。
香りの良いコーヒーを楽しむことができました。
十万石まんじゅう行田本店
風が語りかける十万石まんじゅうです。(埼玉県民の年寄りしかわからないかも)
なんで風が語りかけるのかよくわかりませんが、埼玉の銘菓のまんじゅうです。
行田が本店だったんですね。
折しも母の日が近かったので母の日のセットのサンプルがありました。
5月6日から販売されるそう。
販売前でしたがちょっと欲しかったな~
代わりに和三盆と赤いカーネーション合わせ最中なるものを購入しました。
武州養蜂園
ラストスパートで十万石まんじゅうからぶらっとぎょうだへの帰り道、連れが寄った蜂蜜のお店。
浦和にもあるのですが、連れは初めて見たようです。
らっきょう好きの連れははちみつらっきょうに心奪われ購入。
ここで17時のタイムアウト。自転車を返却する時間です。
本当は前玉神社の方にも足を伸ばしたかったのですが、13時頃に行田に到着したのでちょっと時間が足りませんでした。
勾玉作りもしてみたかったし、さきたま古墳群にも行ってみたかったなぁ。
次は朝から行ってみたいです!
レンタサイクルで散策は疲れず効率よく周れるのでおススメですよ!
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