松川碁盤店のくり抜き杉桶出会いのきっかけ
松川碁盤店の霧島杉のくり抜き杉桶です。
ビニールを開けると杉の良い香りが漂ってきます~
常温で水抜き不要の杉桶!
ぬか漬けは大好きなんですがね。
ほら、あれですよ。いつもダメにしてしまうんですよ。
しかもわたしのぬか漬けは市販の熟成ぬか。
冷蔵庫に入れておけば1週間かき混ぜなくてもOK!っていうダラ奥用のやつですよ。
それでもそこそこおいしいぬか漬けはできるのですが、何しろ糠づけの大きいタッパーが冷蔵庫の中で半端なく幅を利かせている感じが地味にストレスでした。
この霧島杉の杉桶は常温で保存可!
しかも木が野菜の水分を発散させてくれるので水抜きは不要!
夏は涼しい場所に、冬は暖かい場所に。
いずれも腰の高さの場所に保管といういたってシンプルなシロモノ。
むしろ水を足さないといけないくらい乾くとか。
めっちゃ欲しい!
これ欲しい!
いや、これ買う!
っていう感じで早速ネット検索したところ
ぐぬぬぬぬっ!
唸ってしまいました。
欲しいけど高い!
本当に毎日使うなら安いけれど、熱しやすく飽きやすい性格ゆえ毎日ぬか漬けを続けられるのだろうか(はたして不安)
でも使ってみたい!
と、数か月迷って迷って迷った挙句に結局購入しました。
結局購入するならもっと早く買えばよかったね。
生ぬかをいりぬかにしてぬか漬け
霧島杉のくり抜き杉桶という素晴らしいアイテムを使うからには、チャレンジしたことのない生ぬかからのぬか床づくりにチャレンジです!
ぬかはJAの米の販売所に行って買ってきました。
2kgで60円。安い!
ぬかは時間が経つほどに酸化が進むそうです。
お店の方は袋詰めされているぬかではなく、精米したてのぬかを分けてくれました。
とっても親切!ありがとう!
次は玄米買いますね!
しかしながら2kgは多かったです。
ぬか床用は700g、足しぬか用は300gの合計1kgくらいで良かったかな~
足しぬかがどれくらい必要になるかにもよるけれど・・・
足しぬか用のぬかには塩を入れて炒って冷凍庫に保存します。
保存期間は・・・これもネットや本で見ても冷凍庫で2ヵ月とか3ヵ月とか。
もう誰が正しいのかわかりません。
足しぬかの保存期間は間をとって冷凍庫で2.5ヵ月は良しとします!(適当)
ぬか床用1kg使用し、足しぬか用に500g炒りぬかにしましたが、残った500gは・・・短期決戦で米ぬかパックしようかな。
塩は宮崎県北浦の月の塩。
このお塩美味しいから宮崎旅行に行ったときに1kg買ってきたものです。
大淀河畔みやちくで宮崎牛のコース料理をいただいていた時にお肉につけて食べるために提供されたお塩です。
食べた瞬間普通のお塩と違う!!(衝撃)
甘みがあるお塩でした。
あまりにわたしがお塩がおいしいと褒めるのでミヤチクのシェフがこの「北浦月の塩」のことを教えてくれたのです。
味噌づくりにもおすすめ!ってお店のポップに書いてあったから、ぬか床づくりにも良いはず。
生ぬかでそのまま漬けても良いみたいだけど、生ぬかの中に虫の卵が~とか書いてあるサイトもあったので、仕方なく炒ってみました。
きつね色になるまでって書いてあるんだけど、ぬかって元々きつね色じゃね?
みたいな疑問もあるわけで。
ぬかを炒っていると香ばしい香りが~
ポップコーンのようなトウモロコシのような大豆を炒っているような香ばしいおいしそうな香りが~
左が炒ったぬか、右が炒る前のぬか。
ちょいと炒りすぎた感が否めません。
もうその辺り適当です。
ぬか漬けづくりに心血を注ぐ方々もみんなきっとこうやって適当にやってきたはず。
そう思えばポジティブにぬか漬けに向き合えます。
鉄瓶で沸かした湯を鍋に入れて塩を溶かして湯ざまししてから塩水を投入!
こんなところで意外なマメさを見せるダラ子。
説明書によると、この杉桶はカルキ抜きの水を入れるのが最重要!と書いてありました。
しかしながら1Lの分量の水では足りず・・・
無意識に浄水器の水をIN!してしまいました~
あはは!
せっかく鉄瓶で湯を沸かしてさましたのにね。地でお馬鹿さんです。
あれ?でも浄水器だとカルキは除去されるんだっけ?
まぁ、もうやっちゃったのでカルキが入ったとしても仕方ないです。
千差万別・十人十色のぬか漬けのレシピ
捨て野菜のキャベツの中にたっぷりのぬかを入れて漬けます。
捨て野菜にはとにかく葉物野菜が良いらしいです。水分がたくさん出るからかな?
2週間から1か月くらい捨て野菜を4日毎くらいつけるとか。
食べてみて食べられるようであればもう食べて良いそうです。
2週間くらいでできないかなぁ~
ちなみに手についたぬかは手を洗っても香ばしい香りがします~
手をくんくん嗅いでは香りの余韻に浸れます。
なんなら手を食べたいくらいです。
くり抜き杉桶並々のぬか床になってしまいましたが、松川碁盤店の説明書によると杉桶の半分くらいのぬかの量で良いそうです(汗)
有元葉子著の「ぬか漬け帖」には容器のふちはキレイに拭きあげるように書いてありました。
蓋を開けた時にきれいなぬか床が良いと。
しかしながらくり抜き杉桶はまわりにぬかをこすりつけた方が良いとのこと。
内側の壁にぬかをこすりつけることによって杉の木に乳酸菌シールドを作るそうです。
ぬか漬けの作り方って本当に千差万別ですね。
この素敵な霧島杉の杉桶を使うにあたって色々調べましたが、もうみんな言ってることが違うからわたしも適当!
適当にやって適当に美味しいのができればいいや!(なげやり)
一生モノと言われる霧島杉のくり抜き杉桶です。
わたしのぬか漬け帖もちびちび更新予定ですが、もし更新が止まったら挫折したと思って責めないでやってください。
わたしのぬか漬け帖 その2へ続く。
わたしのぬか漬け帖 その3 ぬか漬け事件簿
ところで、手軽に糠漬けを作ってみたいと言う方には、こちら↓の商品がおすすめです。