日清食品から発売された「最強どん兵衛 きつねうどん」と「最強どん兵衛 かき揚げそば」を、普通のどん兵衛(東日本版)と比較しながら紹介します。
見た目と価格
最強どん兵衛は、どん兵衛の文字が金色になっていて高級感を漂わせています。
容器の大きさは同じです。
価格は、普通のどん兵衛は、うどん、そばとも希望小売価格が税別193円。
最強どん兵衛は税別248円です。
(ブログ執筆時の価格。最新の価格は下の商品リンクから確認して下さい)
原材料
うどん
普通のどん兵衛うどんの麺には、昆布エキスが入っています。
最強どん兵衛うどんの麺には、入っていません。
スープは、普通のどん兵衛うどんは、そうだかつお、にぼし、かつおの魚粉、かつお節調味料が入っています。
最強どん兵衛うどんは、かつお、サバ、あごの魚粉と、煮干し調味料、昆布調味料、昆布粉末、しいたけ調味料が入っています。
バッケージにも、6種の合わせだしと書いてあります。
なお最強どん兵衛うどんは、麺ではなく、スープに昆布が入っていました。
そば
普通のどん兵衛そばの麺には、かつおぶし粉末が入っていますが、最強どん兵衛には入っていません。
最強どん兵衛そばの麺には、醤油などが入っています。
また大豆植物繊維が入っています。これって、麺のコシを強くするためでしょうか。
普通のどん兵衛そばのスープには、かつお、そうだかつお、いわしの魚粉が入っています。
最強どん兵衛そばは、かつおは同じで、さば、あご。また、こんぶ調味料、しいたけ調味料、にぼし調味料も入っています。
パッケージにも、6種の合わせだしと書いてあります。
中身を比較
うどん
一番判りやすいのが、七味です。
最強どん兵衛は、長野の「八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)」の特製柚子七味唐辛子を使っています。
揚げは、最強の方が少し厚いかな?というくらいの違い。
麺も、最強の方が少し太めです。
そば
こちらも七味が違います。
最強どん兵衛は、浅草「やげん堀」の七味唐辛子です。
やげん堀の七味は大好きで、我が家はいつも、やげん堀で七味を買っています。
かき揚げは、最強は明らかに別物と言えるほど厚みが増してます。
最強は麺が少し太くなっています。
食べ比べ
うどん
普通のどん兵衛うどんは、お湯を入れて5分ですが、最強どん兵衛うどんは8分です。
揚げは意外と差がないです。
むしろ、普通のどん兵衛の方が少し大きいです。
厚みは、最強の方が少し厚いかな、というくらい。
味や食感も変わらないような気がします。
ここは、うんと厚くするとか、大きくするとか、味をもっと変えるとかして欲しかったです。
麺ですが、最強どん兵衛は普通より太めで、口に入れるたときのつるっとした感じはあります。
でも、普通のどん兵衛と同じように、本物のうどんと比べると柔らかいです。
最強とうたわれるだけに麺に大きな期待をしていましたが、ここは残念ポイント。
油揚げ麺なのでやむを得ないのかも。
最強どん兵衛で特筆すべきは、出汁です。
6種の合わせだしと書かれている通り、明らかに出汁が違うし、美味しいです。
普通のどん兵衛より上品で甘口な感じです。
そこに柚子七味唐辛子の柚子風味が効いて、良いバランスになっています。
最強どん兵衛を食べた後、普通のどん兵衛を食べると、ただただしょっぱく感じてしまいました。
そば
普通のどん兵衛そばは、お湯を入れて3分ですが、最強どん兵衛そばは5分です。
最強どん兵衛そばの麺は太く、コシがあります。
ただこれだけで美味しいと感じるほどではなかったです。
最強のかき揚げは、普通のよりひと回り大きく、厚みがあります。
それだけではなく、味もよかったです。
最強のかき揚げは、野菜の香りがします。
玉ねぎの食感と甘みが効いていて、美味しかったです。
このかき揚げは、立ち食い蕎麦屋で食べる、かき揚げの味に似ています。
最強のかき揚げの後に普通のかき揚げを食べると、油臭く感じてしまいました。
つゆですが、最強うどんほど感動があったわけではないですが、普通のどん兵衛よりは風味が良くなっています。
こちらも、6種の合わせだしが効いているのでしょう。
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