痛い!巻き爪!知っておきたい対処法

「巻き爪」なったことがある人にしかわからないこの痛み。

そもそも自分の体の一部が体を害するとは、なんという不条理。

今回は3回の手術、フェノール法で爪をはがしたわたしの痛恨の体験から、わたしがやって良かった治療や対処方法を紹介します。

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わたしの巻き爪~履歴書~

わたしの場合、右足の親指の両端が痛くなり、いつもはこれで治まる簡単な対処方法、コットン、テーピングを試しても痛みが引きませんでした。

様々な巻き爪矯正グッズを試しているうちにどんどん巻き爪が悪化し、しまいには足を踏ん張ると親指の爪の隙間から

膿がでてくる!!!!

という絶望的な状態になってしまいました。

ここまでくるともう病院にお世話になるしかないですよね。

病院で恐怖のフェノール法で手術してもらいました。

しかも、右足親指右端手術後、1週間後に今度は右足親指左端が痛みはじめ手術に至るという思い出したくない苦行を経験しました。

それだけで話は終わらず、右足親指左端切除後、1週間後に待ってました!とばかりに今度は左足親指右端が痛みはじめ、また手術しました。

わたしは1か月の間に3回も巻き爪の手術をすることによって苦行を通り越し悟りを開いだ次第であります。

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自分でできる簡単な処置方法

コットンパッキングで爪を持ち上げる

米粒程度の小さいコットンで爪を持ち上げて指の外に出します。

爪の端の爪が皮膚にくい込んでいるところに綿を詰めていきます。

ポイントは一度にたくさんの綿を詰めないことです。

綿なんて家にないよ!

という方、綿棒で良いです。綿棒の先を爪で捻りながらひっぱるとそれはもう綿。

それをくるくると指の腹で丸めたら米粒程度の綿の出来上がりです。

テーピング法

コットンパッキングとは逆の発想。

爪が食い込んでいる指の皮膚を爪との隙間が開く方向に下にひっぱり、テーピングで固定する方法です。

わたしの経験から言うと、お風呂上りで爪がやわらかくなっている時間にやると比較的痛みが少ない傾向にあります。

わたしは軽い巻き爪ならこれだけで本当に解決できていました。

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わたしの経験上あまり効果を得られかなった処置方法(中度から重度の巻き爪)

わたしが試したことがある方法は3つ

巻き爪ワイヤーガード

費用:1680円

爪幅の形状記憶ワイヤーの両端にプラスチックがついていて、その部分で爪の両端を挟み、あとは形状記憶ワイヤーで爪を巻から平へ矯正していくという商品。ドラッグストアでも売っています。

左の写真のような器具を取り付けます。

⇒爪の端っこが痛いのにプラスチックはめるなんて苦行です

しかもわたしの場合、爪が肥厚していたので、プラスチックの幅に収まりませでした。

Amazonで買ったネイル・エイド

費用:4,860円

1cm程度のコイル状のチタン合金を爪の先端に装着し固定するという商品

説明書には
少し難しいですが慣れるとコツがつかめます
って書いてありますが、当たり前すぎて正直イラっとしました。

1週間くらい毎日お風呂上りに試しましたが、慣れることもコツをつかむこともなく使用中止となりました。

⇒クチコミを見ると評判良いのですが、チタン合金固くて爪に装着できません

【追記】ネイルエイドは巻き爪矯正後に最適でした!

めちゃんこ巻いている巻き爪や、爪が肥厚している巻き爪にはイラっとして使えませんでした。

しかし!

巻き爪矯正後はすごく使えますコレ!

巻き爪矯正した後でも矯正を辞めてしまうと徐々にまた爪が巻いてきます。
そんな時にこのネイルエイドを使うとめちゃんこ有効です。

コツは必要ですが、矯正後の巻がゆるくなった爪に装着することはできます!

ただ注意点がひとつ。

それは巻がゆるくなった巻き爪に装着するといつの間にか外れて失くしてしまうことがあります!

めっちゃ高いのに失くすとかショックすぎて泣きますね!

なのでネイルエイド利用時は防水の絆創膏テープを巻いておくと良いですよ。

ずっと装着しておくわけではなく、巻き爪が巻いてきたらネイルエイドをつけて、巻きがゆるくなったら外す、ということを繰り返して巻き爪予防に使っています。

形状記憶ワイヤー

費用:6,000円

爪の両端に穴を開け、形状記憶ワイヤーを通し固定。その後形状記憶ワイヤーの力で徐々に爪が巻から平になる、という商品。

人にやってもらったこともあるのですが、素人には錐使いの塩梅が大変難しいです。

なぜなら錐でぶっ差している爪の終点がやわらかい親指の皮膚だからです。

説明書にある左の写真のように装着しますが

⇒むりむりむりむり!!!
ただでさえ痛い巻き爪なのにそこに錐で穴を開けるなんて恐怖すぎてできませんでした。

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一時的な効果があった方法(重度の巻き爪)

病院で食い込んでいる爪を切除してもらう(フェノール法)

費用:6,000円(保険適用)

炎症を伴う陥入爪に対して、爪のくいこんだ部分を除去した後に組織腐食作用を持つフェノールを爪母(爪を作る部分)に塗ることにより、食い込んだ部分に再び爪を生えさせず、再発を防ぐ手術(保険適応)です。

⇒切除後は徐々に痛みが引いて一時的に楽になるが、巻き爪が再発することがある
というか、わたしは術後、2指とも爪の変形と肥厚(爪が厚くなること)で巻き爪が再発しました

残念ながら全ての処置において巻き爪が治るという効果は得られませんでした。

病院(保険治療)は巻き爪矯正してくれない!?「巻き爪矯正」を探す!

わたしの経験から言って、セルフで処置できるコットンパッキング・テーピング法で治らない巻き爪は

早めに巻き爪矯正してもらう!

これに尽きます。

病院で手術すると1日2日は術後の痛みは残りますが、その後は痛みから解放され元気溌剌です。

しかしわたしの場合、切除され幅の細くなった心細い爪が次第にまた丸まってきたのです!

病院行ったら治るんじゃないの??

誰しもがそう思います。

でも

フェノール法 後遺症

で検索してみると、出るわ出るわ「再発」の文言。

ここでわたしはやっと一つの真理に辿り着いたのです!

病院は痛いところを治療=切除してくれるけど、「保険治療」で「矯正」はしてくれない!!

フェノール法の術後、例に漏れずわたしも巻き爪再発という失意の沼で溺れかけていました。

化け物の爪のように醜く変形し肥厚した爪を見るたびに溜息をつき

今度は爪を全部はがさなければいけないのかも…

いつまで巻き爪と戦えばいいのだろうか…

この戦いに終わりはあるのだろうか…

暗澹たる気持ちになっていました。

巻き爪の「治療」ではなく「矯正」をしよう

そんな時、藁にもすがる思いで巻き爪の「矯正」にチャレンジしてみることにしました。

施術の料金高いし治らなかったらもったいない…

そんな気持ちで敬遠していた巻き爪矯正。

巻き爪の矯正はお店でやっていたり、病院でやっていることもあります。

フェノール法で爪を切除するような医療行為は保険適用で病院で治療となります。

しかし病院での巻き爪矯正は自由診療

保険適用外

全て実費です

わたしが体験したのはB/S SPANGEという手法。

費用は5,000円~7,000円/1本/1回

爪の表面を少し削り、そこに特殊なプラスチックプレートを貼ります。

そのプレートがまっすぐに戻る力で爪を巻から平に戻していくというものです。

お店によって様々な方法があるようで、爪にツメフラという器具をとりつけるようなものもあります。

施術方法も価格も病院(保険適用外)やお店によって様々なので、選べるのも良いですね。

わたしは自分の家から近いお店を選びました。

重度の巻き爪なので何度か通う必要があるからです。

巻き爪の矯正に関してはお店と病院色々比較してから行ったほうがいいですね。

フェノール法の術後1か月

爪が肥厚し変形してきています(お店の自分のカルテの写真を撮らせてもらったので反射しています)
術後1か月です、右の親指は明らかに巻き爪が再発しています

巻き爪矯正初日巻き爪矯正1か月後

巻き爪矯正1か月後で丸まっていた爪が平になりつつあると、ほんのり効果を実感しました!

特に斜めに向かって生えかかっていた爪が、少しだけ矯正されています!

巻き爪矯正6か月後

化け物のような醜い爪がどんどん治っていく喜び。

巻き爪矯正グッズを色々試したけれど、重度になる前、軽度の時にここに通っていたらこんなに何回も通わなくてよかったし、そもそも爪の切除なんてしないですんだろうに…

3回にも及ぶフェノール法で悟りまで開いてしまったわたしは悔し涙しかでません。

結論

迷っていないで巻き爪矯正に行くべし!

病院でもお店でもいいです。とにかく「巻き爪矯正」をしてくれるところを探してください。

軽度なら数回程度で通いが終わることもあるので、様々なグッズを試し無駄に出費するくらいなら光の速さで巻き爪矯正に通った方がお得です。

巻き爪は早め早めの処置が肝ですね。

余談ですが最近はペディキュアを塗った時きれいに見えるよう巻き爪矯正で爪の形を矯正する女性もいるそうです。

※炎症がひどい巻き爪は諦めて病院で処置してもらってください。

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