『添好運』新宿サザンテラス店
所用で新宿へ行ったついでに『世界一安いミシュラン』の二つ名を持つ『添好運(ティムホーワン)』に行ってきました!
美食の都、香港でミシュラン一つ星に輝く香港点心専門店の味を新宿で食べられちゃうということでとっても楽しみにしていました~
新宿の駅前にあるというのに300円台から点心が食べられちゃうなんて良きですよね!
店の前に着いてみると、なんとそこはかつで大行列を作ったクリスピードーナツがあった場所ではないか!?
いや~わたしもたいして美味しいわけでもないドーナツ買うのに並びましたよ!
並んでるとドーナツ配ってくれるんだよね~
そんなことしなくていいから早くドーナツ買わせろよ!
とか心で悪態つきながらもらったドーナツもぐもぐ食べてました。
なつかしい~
2019年にティムホーワンになっていたみたいだけど「都内出不精」になっていたわたしの情報はアップデートされていませんでした。
そんな昔話はともかく、若干浦島太郎子になっている自分に動揺しながらも飲茶すべく入店しました。
待ち時間・並び方
訪れたのは雨模様の平日金曜日。
食いしん坊でいつも腹を空かせているわたしは並んでいる最中の空腹に狂暴化する恐れがあるため、ランチやディナーの時間を外してちょっと早目の10時55分に入店。
待ち時間なし入店できました。
ランチでも土日はほぼ1時間程度並ぶようですが、平日のランチ時は待っても10分から30分くらいとのことです。
並び方は入店時に人数が揃っていればOKなので全員で並ぶ必要もないそうです。
わたしが入店する時もスタッフから
「お揃いですか~」
と声を掛けられました。
新宿サザンテラス店は2階建てです。
1階でオーダーシートを渡されて2階の席に案内されます。
トイレとお会計は1階にあります。
お店は10時から開店しているので席は8.5割くらい埋まっています。
客層は日本人とアジア系の外国人6:4くらいで、中国語と思しき言語が飛び交っていました。
へ~わざわざ点心の本場の人も食べにくるのか!
これは期待ができそうです。
ティムホーワンでコレを食った!
メニューはこんな感じ。
メニューがまるまってる感じがするのは今日が雨だからか初期仕様なのか不明。
点心の専門店ですが種類はそんなに多くはありません。
でも各店の厨房でひとつひとつ手作りしているそう。
こんなにメニューが少ないなら全部制覇したいところですが、人数はわたしと連れの2人のみ!
体がもう2つあれば全部食べられたのに・・・!
で、何を食べればよいかわからないって?
わかります。わかります。
でもねこのお店はメニューを絞っている分クオリティを上げている感じがするので何を食べても美味しい基準をクリアしてる気がします!
オーダーシートに自分で書いてスタッフに渡す方式です。
わたしの食いしん坊サーチ能力を駆使してネットから導き出した最適解!おすすめのオーダーをお見せしましょう!(というただの好み)
お茶は風味薄目、色濃い目のプーアール茶が無料でついてきます。
※無料という名のサービス料10%はお茶代です
今日は飲茶するのでビールは封印。
茶と点心で満たす日!お腹いっぱいになっちゃうもんね!
温レタス ¥680
点心は意外と脂っこかったりするので箸休め的なものを頼んでおこうと注文。
レタスの湯引きにXOがベースになったソースがかかったいるもの。
ソースうま!
レタス半玉分くらいありますが美味しいからペロリと食べられるし、そもそもの目的の箸休めにもなるし一石二鳥。
騙されたと思ってぜひ注文してください。
これ、美味しいから家でもおつまみにつくろ~と思ってしまう
看板メニュー!ベイクドチャーシュパオ ¥780
サクサクのメロンパンに似た生地の中に甘いチャーシューが入ったティムホーワンの人気メニュー!
はずすわけにはいきません。
ほっかほかの温かさで生地にかぶりつくとクッキーみたいな生地でマジでサクサク!
そして甘辛のごろごろチャーシュー餡とコラボレーション!
日本ではみたらし団子のように甘辛のお菓子ってありますけれど、この点心のようにお菓子とおかずを合わせるようなことはあまりしませんよね。
連れは慣れない味に微妙な顔をしていました。
が、わたしは嫌いではなかったです。
大きさは7cm程度と一見小ぶりですが、中身がチャーシューだけあって意外とジャブを効かせてくる感じです。
海老と黄ニラのチョンファン ¥780
ライスロール(チョンファン)は3種類ありましたが、どれも美味しそうだったので、なんとなく海老を選択。
できたてのチョンファンにスタッフがテーブルで特製ソースをかけてくれます。
このソース色は濃いけれど、うま味はあれどそんなに濃くないんです。
写真を見返しているだけなのに美味しそうでよだれがでる。
最近は増えてきたけれど、チョンファンを食べられるお店はまだまだ少ないので是非3種のうちのどれかを食べていただきたい一品です。
7種の野菜蒸し餃子 ¥580
透明感ありすぎて中身が透けてますぜ!
中身は全部野菜でヘルシー♪
たくさん食べるつもりできたので、今更だけど野菜を摂取して健康面に配慮するため注文。
パンチのある味ではないですが、滋味深いお味でお野菜の食感がなかなか良きです!
人参・マッシュルーム・きくらげ・ふくろう茸・インゲン・セロリ・筍が入っているそう。
海老蒸し餃子 ¥780
こんなぷりぷり加減見せられたら食べるしかないでしょ!
あまりにもぷりぷりしてるからうっかりモミモミしたくなる衝動に駆られます。
噛んだ時に歯に押し返してくる弾力も良きです。
大根餅 ¥680
点心といえばオフクロの味の大根餅!
ネットの評判を見ると「ごく普通の大根餅だった」みたいなレビューもあったりしましたが、わたしは注文して正解でした。
干しエビがたくさん入っていて風味うま~という感じです。
もちもち感は少なくて、個人的にはもう少しもちもちしていてほしいところですが、これはこれで美味しいです!
鶏肉と生姜の蒸しご飯 ¥880
いや~これは中々のボリュームでした。
日本の平均的なご飯茶碗にすると1.5膳分くらいはあるのではなかろうか。
写真ではあまり大きく見えなかったので蒸飯をもう1品頼んでしまったので量が多くて焦りました
でもこれも美味しい!
長粒米を使った蒸飯で、ぷりぷりの鶏肉と生姜がアクセントになっています。
蓮の葉ちまき ¥980
もう一品頼んだ蒸飯がコレ。
で・・・でかい!!
風貌が似ているのでとなりのトトロにでてくるどんぐりの小包くらいの大きさを想像していました。
バス停で傘のお礼にトトロがサツキにあげた、かわいらしいあれです
コレ。みたいな?
そしたら、はいドーーーン!!みたいな想像以上のラスボス感でご登場いただいたので面喰いました。
久々に都内に出た埼玉県民、欲張ってやりすぎました・・・
でも大丈夫!
スタッフに「お腹一杯で食べ切れなそうなので持ち帰りたいのですが~」
とお願いすると
容器とビニール袋をいただけます。
自分で中に入れてお土産にしました~
ちなみにこちらのお店のスタッフさんは忙しそうですが、みなさんとっても親切でした。
自宅でどれくらいどでかチマキなのか手のひらで比較です。
どすこい感半端ないですね。
ちょ!!コレ!!
蓮の葉が風呂敷みたいなの~~~笑笑
ちなみに蓮の葉といえばロータス効果。水がコロコロと葉の上を転がる様が知られていますが、こちらの蓮の葉は蒸されているせいか、下処理されているせいか、蓮の葉の産毛はなかったです。
ちまきでは竹の皮や笹の葉が主に使われるので蓮の葉というのはたぶん初めてかな?(知らずに食べていることはあるかも)
とにかく香りが良い!
このチマキを注文された方は蓮の葉の香りをよ~~く嗅いで堪能してから食べてみてください!
より一層美味しくなるとおもいますよ。
ご飯の量はこちらも1.5膳分くらいありましたでしょうか。
もち米を割ってみると、中には鶏肉と豚肉のダブル!
蓮の葉の良い香りともち米のもちもちの感触~
あ~幸せ
お腹一杯でお店で食べ切れなかったことで、はからずも自宅でティムホーワンを楽しむことができて、なんだかお得な1日になりました~
キンモクセイゼリー ¥380
キラキラしていて美しい~
お腹一杯で蓮の葉チマキを持ち帰りにしたにもかかわらず注文。
え~だって色々食べたかったしデザートは別腹だしね!(開き直り)
クコの実とキンモクセイのゼリーですが、マジで香りがキンモクセイ!
口に入れると鼻からキンモクセイの花の香りがふわ~っと抜けていく。
キンモクセイの香り大好きなんですよね~
クコの実は正直食感はなくて、苦みも酸味もなくて、いなくてもいいような・・・
とにかくデザートまで辿り着けて大満足でした~
本日のお会計
本日は7,062円也。
ちょっと贅沢なランチになりましたが、たまになので良いでしょう。
十分満腹になりましたし、蓮の葉チマキのお土産付です。
また飲茶したくなったらここに来ます~
個人的に温レタスと蓮の葉チマキがヒットしました。
12時前に店を出ましたが、すでに並んでいる人がいました。
また来るね。
テイクアウト
1階にあるテイクアウトの窓口は並ばず行列知らずで買えるようです。
観光で新宿に宿泊する際などはテイクアウトしてホテルで食べられたりするのも楽しそうですね!
この後は新宿のSONPO美術館へ『生誕100年 山下清展』を見に行きました~