パワハラで退職!特定受給資格者を認定してもらう方法

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特定時給資格者の認定を得るためにパワハラの証言書を書いてらう

『会社都合退職』にすることができなくても、パワハラされた同僚の証言書があればハローワークに『特定受給資格者』の認定してもらうことができます。

同じ部署で働いている同僚2名の証言書をもらってください。

証言書の書式に決まりはありません。
決まりがあった方が楽なんですけどね・・・
どんな風にかけば良いのかも全くわからず、わたしもネット検索して参考にしました。

証言書に必要なのは
①署名(証言してくれる人の自著)
②生年月日
③住所
④連絡先

です。
証言じたいは手書きでなくて問題ありませんでした。

以下は例としてわたしが提出した『パワーハラスメントに関する証言書』です

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パワーハラスメントの証言書(1証言目)

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■関係性
陳述者:〇〇〇〇(←証言者の名前)
◎◎◎◎(←パワハラ被害者)との関係:同じ課の同僚
上司:N主査/S課長
■目撃したこと
7月初旬、◎◎さんが直属の上司のN主査から周囲に人がいる中、突然、感情的に大声で叱責を受けているのを目撃した。
聞こえてきたのは
◎◎さん「じゃあわたしはどうすれば良かったですか?」
N主査「それはわたしにはわからない」
◎◎さん「N主査の業務だからN主査から返してもらえば良かったですか?」
N主査「それは違う。」
という問答をしていた。
N主査は感情的に怒鳴るように話していた。
◎◎さんはN主査から明確な指示がなく困惑しているのが見てとれた。
その一件があってからN主査から◎◎さんへの業務の指示はなく、ずっと無視され続けていた。
8月中旬、◎◎さんが朝、病院に行くため2時間の時間休の申請をしていた。時間休の連絡を受けた担当者からN主査にその旨の報告があった際、周囲に向かって
N主査「そういうの困るんですよね」
と発言していた。時間休や年休に寛容な会社であり、緊急の業務も控えておらず「困る」という発言を聞いた周りの担当者は黙って聞き流すしかなかった。
■会社の対応
◎◎さんからS課長に相談したと聞いたが、何らかの対応もなく、◎◎さんが退職するに至った。
■まとめ
人がいる前で大声で感情的に怒鳴る
上司であるのに明確な指示を出さず、無視を続ける
◎◎さんがいない所で◎◎さんを貶める発言をする
以上のことからパワーハラスメントがあったことを証言します。
住所
氏名
生年月日
連絡先

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パワーハラスメントの証言書(2証言目)


■関係性
陳述者:▲▲▲▲(←証言者の名前)
◎◎◎◎(←パワハラ被害者)との関係:同じ課の同僚
上司:N主査/S課長
■目撃したこと
7月初旬からN主査は◎◎さんに話しかけなくなり、会話のない状態が続いていた。
9月初旬、S課長・N主査・◎◎さんがミーティング卓に集まっていた。◎◎さんに向かって、N主査とS課長が詰め寄っていた。主査と課長が大きな声で責めるようにかわるがわる話し、不穏な空気が漂っていて傍から見ても◎◎さんを追い詰めているように見えた。話の内容は新しい仕事を◎◎さんに強要するようなものだった。
◎◎さんが「考えさせてください」と言うと、S課長は「仕事なんだから断る選択肢はないんだけどね!」と吐き捨てるように言っているのが聞こえた。N主査は追い打ちを掛けるように「プロなんだからできるよね!」と言っていた。
◎◎さんが「この間始めたばかりの新しい仕事をWチェック無でやっているのが不安なので、更に新しい仕事を引き受けることは難しいです…ご期待に添えず申し訳ありません…」と言うと、S課長が不機嫌な顔で「わかった」といいながら、ぷいっと席を離れた。◎◎さんの顔からは血の気が引いていた。
■会社の対応
◎◎さんからS課長に仕事の内容についての不安の相談をしたと聞いたが、何か対応がとられた様子はない。そればかりか今以上の仕事を割り振ろうとしていた。
■まとめ
直属の上司であるN主査から2ヵ月くらい無視され続けていた
課長のマネジメント不足であるにもかかわらず、◎◎さんに過大な仕事を押し付けようとしている
仕事なんだから断る選択肢はない、プロなんだからできる、という発言で仕事を強要しようとしている
以上のことから課長・主査両名から◎◎さんにパワーハラスメントがあったことを証言します。
住所
氏名
生年月日
連絡先

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証言書の書き方のポイント

証言書のポイントは『いつ』『どこで』『誰が』『何を』したかということが証言されていることがポイントです。

心配したのは上記の2証言ではパワハラの酷さが伝わらない感じがしたことです。
もっとひどいパワハラもあったけれど、同僚が見ていて印象に残っているのは上記の2証言。
言葉にしてみるとパンチがなく、ハローワークにパワハラを認定してもらえるのか心配でしたが杞憂でした。

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証言者に迷惑はかからない?

証言者に会社から不利益なことがないか、これが一番心配な部分ですよね。
せっかくわたしのために証言してくれるのに、証言したことによって同僚が不当な扱いを受けることだけは避けたいところです。
ハローワークに確認したところ、証言者にハローワークから連絡させてもらい事実確認することはあるかもしれませんが、ハローワークから会社に証言者の在籍を確認するようなことはしないということです。

ちなみにわたしの証言書を書いてくれた同僚は派遣社員でしたが、ハローワークの担当者にその旨を伝えても証言書に問題はないということでした。
一安心です。

ハローワークから証言者に連絡が行くかもしれないと言われましたが、わたしの場合は証言してくれた同僚2名とも、ハローワークからの連絡はなかったとのことでした。

転職するか悩んだら『mentors』

離職票が届いたら証言書を持参して申請しに行こう!

わたしは退職する前にせっせと準備をして、同僚に証言書を書いてもらい、署名捺印をもらっていたので、離職票が届いてからすぐに離職票と証言書を持って失業保険の申請に行きました。

最初の窓口で
パワハラで退職したこと
特定受給資格者の認定が欲しいこと

の2点を伝えると、担当窓口へ誘導してもらえました。

担当窓口で離職票と証言書を提出すると、証言書だけではなく自らどんなパワハラをされたかも書いてくださいと言われました。

なので自分でもどんなパワハラがあったのか書面まとめて行くことをおすすめします。

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持ち帰ってまた申請しますか?
とハローワークの担当者に聞かれましたが、コロナ禍で密になっているハローワークにわざわざ再度訪れるのは面倒だったので、どんなパワハラがあったのかその場でつらつらと指定の用紙に書き起こし20分くらいで手続きは終了しました。

およそ4日後くらいにハローワークから連絡があり、パワハラが認定され特定受給資格者の認定を受けることができました。

失業保険は無事に7日間待機後に支給されるのと、給付日数が通常よりも増えました。

現在進行形でパワハラに悩まれている方へ

実際にパワハラの被害にあってみると想像以上に心が折れます。

わたしは会社で怒鳴られたり、恫喝されたり、無視されたりするのが初めての経験だったのでなおさら心がすぐにポッキリ折れてしまいました。

ただ、辞めた後すこしでも自分にメリットがあるように、パワハラで退職を悩んでいる方、特定受給資格者の認定がとれるように動いてみてください。

すぐに失業保険が給付され、給付日数も増えれば、少しでも心は落ち着き、次の身の振り方や就職先を探す心の余裕ができます。

パワハラされてもうどうでもいい!早く辞めたい!と思っても、このブログを参考にして証言書をとって少しでも自分の有利になるように動いてみてください。

①パワハラで退職!?決意する前にやること!

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