健康に生きるための口腔ケア
若い頃はあまり気にしていなかった口腔ケアですが、年齢を重ねるごとに歯茎が下がってきたり、マスク生活で口臭が気になったりと、いつの間にか気になるようになってきました。
歯茎が腫れたりして気になっているけれど見て見ぬフリをしている、っていう人も中にはいると思います。
でも健康で生きるための基本は食べること。
『歯と歯茎は大切に!』これに尽きます。
まずは歯科の定期健診をして、現在自分がかかえている口腔内の問題を認識することをお勧めします。
そして日々の口腔ケアもしっかり行いましょう。
私の口腔ケア
歯ブラシで歯を磨くだけ、という人が多いかと思います。
でも私は、もっと念入りに手入れをします。
まず、歯間ブラシで歯間の汚れを落とします。
続いてデンタルフロスを使って、歯間ブラシが入らなかった歯間の汚れを落とします。
そして電動歯ブラシに歯磨き粉を付けて、歯を磨きます。
最後にワンタフトブラシと言う、細くて尖ったブラシで普通の歯ブラシが入らないところを磨きます。
まとめると、以下のとおりです。
1番目:歯間ブラシで歯間の汚れ落とし
2番目:デンタルフロスで歯間ブラシが入らないところの汚れ落とし
3番目:電動歯ブラシに歯磨き粉を付けて歯磨き
4番目:ワンタフトブラシで歯ブラシが入らないところを磨く
この中でも、普通の歯磨きを除けばワンタフトブラシが特にお勧めです。
と言うことで、まずワンタフトブラシからご紹介します。
デンタルタフト
おすすめはクリニカ アドバンテージ デンタルタフト
私が長年愛用しているのはクリニカ アドバンテージ デンタルタフトです。
通常の歯ブラシの後に使うことで、歯垢の除去効果を高めることができます。
デンタルタフトの特徴は、毛先の尖りと細かさにあります。
100均のものも使ったことがありますが、親知らずの汚れを取り切れず、クリニカのデンタルタフトに戻った経緯があります。
100均のものも見た目はほとんど変わりませんが、クリニカデンタルタフトの耐久性・硬さ・形が優れています。
細かなところにも毛先がしっかりと届くので、長く使い続けたいと思っています。
効果的な使い方
このデンタルタフトで全部の歯を磨いているわけではありません。普通の歯ブラシも使っています。
歯が重なっている部分とか、奥歯の奥とか歯茎が下がって気になる歯と歯茎の間などを磨く用途で、普通の歯磨きの後の仕上げとして使っています。
歯周病予防のためには、汚れをかき出すというより、綺麗にしたいポイントに当てることが重要です。デンタルタフトなら細いブラシが汚れを取り除いてくれます。
デンタルタフトのヘッドは小さいので奥歯にも届きやすく、溝もきれいに磨けます。
デンタルタフトの交換頻度は1ヶ月ごとが目安ですが、すぐにへたる場合は強く磨きすぎている可能性があります。
私はデンタルタフトを使って歯周病予防をしていますが、定期健診の際にはいつも歯科医から「良く磨けていますね!」とお墨付きをもらっています。
歯石予防にも
歯石は歯ブラシでは取り除くことができません。もし歯石ができてしまったら歯科で歯石除去してもらわないと取れません。
歯石ができないように歯を磨くのが一番です。
デンタルタフトを使ってから、私は一度も歯石除去していません。
通常の歯磨きにデンタルタフトでの歯磨きを追加することで、歳をとっても丈夫な歯でいられるのです。
もし口腔内で歯周病や歯茎の下がりなど気になることがある方は、ぜひデンタルタフトを試してみてください!
使い始めたら「もっと早く使っておけば良かった」と思う素晴らしい歯ブラシだと感じることでしょう。
歯磨き
ソニッケアーの電動歯ブラシ
歯ブラシは、ソニッケアーの電動歯ブラシを使っています。
他の電動歯ブラシも使っていたことがありますが、ソニッケアーの電動歯ブラシは微細な振動で歯を磨くので、歯垢がよく取れます。
様々な種類のものが売られていますが、いちばん安いタイプで十分です。
とっても気に入っているので、旅行の時も必ず持って行きます。
歯磨き粉
デントヘルス薬用ハミガキSPとシステマSP-Tジェルを使っています。
デントヘルス薬用ハミガキSPは研磨剤が入っていて、システマSP-Tジェルは研磨剤が入っていません。
そのため長時間磨くときは、システマSP-Tジェルを使っています。
歯間ブラシ
歯の隙間の大きさによって、以下の歯間ブラシを使い分けています。
小林製薬 マイクロ歯間ブラシ I字型(ssssサイズ)
いちばんよく使っている歯間ブラシです。
私が使っている歯間ブラシの中ではいちばん細いので、奥歯の歯間の清掃に使っています。
先端の針金を曲げられるので、届きにくい場所に入れることができて便利です。
ガム歯周プロケア ソフトピック カーブ型(sss~s細いタイプ)
二番目によく使う歯間ブラシで、前歯から奥歯まで使っています。
全体がカーブしていて歯間の掃除がしやすく、柔らかくて当たりが痛くないのが特徴です。
そのため歯間ブラシを初めて使う方にもおすすめです。
なおサイズは「SSS~S(細いタイプ)」のほか、「SS~M(やや細いタイプ)」も売られています。
ガム・歯間ブラシI字型(SSS超極細タイプ)
持ち手は小林製薬 歯間ブラシ(ssssマイクロサイズ)より持ちやすいですが、SSSサイズでもブラシは少し太めです。
そのため私の歯には、ガム・歯間ブラシI字型(SSS超極細タイプ)より小林製薬 歯間ブラシ(ssssマイクロサイズ)の方が合っていました。
写真の左が小林製薬 歯間ブラシ(ssssマイクロサイズ)、右がGum 歯間ブラシ I字型(SSS超極細タイプ)で、ご覧のように小林製薬 歯間ブラシの方が先端が細いです。
小林製薬 やわらか歯間ブラシ
これは持ち手の部分が平たくなっていて、持ちづらいのであまり好みではありませんでした。
デンタルフロス
特にこだわりがないので、わたしは数年前にハワイのドラッグストアでまとめ買いしたフロスを使っています。
日本では400円〜500円しますが、当時のハワイでは1.5ドル程度で購入できました。
腐るものではないのでたくさん買っていましたが、現在の価格が気になりますね。
使わなくなったお手入れ用品
ジェットウォッシャードルツ
パナソニックのジェットウォッシャードルツです。
歯の間の食べかすをジェットな水流で吹き飛ばしてくれます。
また以前は、フィリップスのコードレスタイプの口腔洗浄機も使っていたこともあります。
いまは、ワンタフトブラシ(デンタルタフト)を使うようになったため、最近はあまり使っていません。
私の中では、歯は磨くこと自体が大切という結論に達しました。
とは言え、ジェットウォッシャードルツも歯間を綺麗にしてくれるので、決して悪い製品ではありませんよ。
Thornton
フロスに似ているけれど、中の10cm部分くらいが太くなっています。
使い勝手が良くなく、あまり使いません。
以上、私が使っている口腔ケア商品をご紹介させていただきましたが、いかがでしょうか。
みなさんも定期的な歯科健診と、毎日の口腔ケアで、健康な歯と歯茎を保って下さいね。